幕下・炎鵬21連勝でストップ 歴代1位27連勝の常幸龍に苦杯「また一から」
「大相撲九州場所・2日目」(13日、福岡国際センター)
昭和以降で歴代4位タイの序の口デビューから21連勝を続けていた西幕下14枚目の炎鵬(23)=宮城野=が常幸龍(29)=木瀬=に初黒星を喫し、黒星発進となった。立ち合いで潜りにいったが体を起こされ、強引に押し倒された。
元小結で歴代1位の序の口デビュー27連勝の記録を持つ相手に記録を止められ、「昔負けた人で、強い人という印象があったので、いろいろ考えちゃいました」という炎鵬。「悪いところが出ました。ひねりにいったり、小細工を使っちゃいました」と振り返った。
連勝ストップにも「いずれは負ける。早く切り替えて、また一から積み重ねていきたい」とサバサバ。初の幕下での取組に「やっぱり体つきが全然違う。立ち合いもすべてが違う」とレベルの違いを実感したが、「あとは気持ちでやるしかない。強い気持ちを持っていきたい。まずは勝ち越しが大事」と前を向いた。