14日の大相撲視聴率が大幅アップ 日馬富士の暴行発覚、休場も

 NHK総合で14日に生中継された「大相撲九州場所・3日目」の関東地区平均視聴率が18・4%で、初日(12日)の15・2%、2日目(13日)の16・9%から大きく跳ね上がったことが15日、分かった。

 14日は横綱日馬富士(33)=伊勢ケ浜=による、幕内貴ノ岩(27)=貴乃花=への暴行が発覚。ニュースやワイドショーなどで大きく報じられる中、両力士不在の場所ながら視聴率は皮肉にも上昇した。出場した白鵬、稀勢の里の2横綱はともに白星を挙げた。

 近年の注目の大相撲中継では、稀勢の里の綱取りがかかっていた2016年名古屋場所千秋楽が15・4%、豪栄道が初優勝を決めた同年の秋場所千秋楽は16・8%。新横綱稀勢の里の初戦が注目された今年の春場所初日は17・6%。今回、14日の中継ははいずれの数字も上回っている。(視聴率はビデオリサーチ日報調べ)

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