「競泳・Ｗ杯東京大会」（１５日、東京辰巳国際水泳場）

　短水路（２５メートル）で争われ、男子５０メートル平泳ぎは小関也朱篤（ミキハウス）が自身が持つ日本記録を０・２６秒更新する２６秒０６をマークし優勝した。１７歳の池江璃花子（ルネサンス亀戸）は、女子１００メートル個人メドレーで日本新記録の５７秒７５で２位に入り、１００メートルバタフライでも５５秒９９で２位。男子４００メートル個人メドレーは、瀬戸大也（ＡＮＡ）が３分５７秒６６で優勝した。

　小関が日本新記録で接戦を制した。優勝賞金は１種目ごとに約１７万円（１５００ドル）で、１００メートルに続き２冠を達成。８月に長女が誕生したばかりの新米パパは「ふとした瞬間に娘のことを思い出す。がめつい話だが、お金を稼がないといけない」と大黒柱の自覚をのぞかせ、「ベビーカーを買おうと思っている。ミキハウスのやつを」と所属の“宣伝”も忘れなかった。