バド高橋礼華が引退しなかった理由「悔しいっていう気持ちが起きそう」

 リオ五輪バドミントン女子ダブルス金メダリストの高橋礼華(27)=日本ユニシス=が19日に放送されたNHK「サンデースポーツ」にVTR出演し、五輪後に『引退しなかった理由』を明かした。

 番組では同五輪柔道女子70キロ級で金メダルを獲得し、すでに現役引退を発表している田知本遥氏(27)と対談。2人は同い年で以前から交流もあり、和気あいあいとした雰囲気で本音を語りあった。

 リオ五輪の後はモチベーションが上がらなかったという高橋は、現役引退という選択をしなかった理由を「すごい負けず嫌い」な性格にあると分析。「自分が引退して東京五輪に出場している選手を見たとしたら、悔しいっていう気持ちが起きそう。今は」と、打ち明けた。

 さらに高橋は、奥原選手が世界選手権で女子シングルス金メダルを獲得した際も「すごいなと思うけど『自分じゃないんだ』って悔しい気持ちに」なったと正直に明かした。

 一方、引退を発表している田知本氏は、先日の柔道世界選手権を「初めて穏やかな気持ちで見ることができた」と一線を退いた心境を告白。これに高橋は「私はダメだ」と返し、まだまだ“現役モード”から抜け出せないことをうかがわせた。

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