スノーボードアルペンでソチ五輪女子パラレル大回転銀メダリストの竹内智香（３３）＝広島ガス＝が２０日、契約を結ぶドームの東京都内の練習施設で練習を公開した。出場すれば５度目の出場となる平昌五輪で狙うは悲願の金メダル。ドームの安田秀一ＣＥＯからは「金メダルなら３３３３万円だな」と、“ビッグボーナス”を予告された。

　かつて陸上男子短距離のケンブリッジ飛鳥が所属していた時には「日本人初の９秒台なら１億円！」とぶち上げて、話題を呼んだ同ＣＥＯ。今回は金メダルなら冬季五輪の日本女子３人目（モーグル・里谷多英、フィギュア・荒川静香）ということで３３３３万円に設定された。竹内は「（１億円じゃないのは）実現性が高いからかな」と笑いつつ、「お金がすべてじゃないけど、ああいう会話ができるのも信頼関係ができているから」と笑顔でモチベーションへと変えた。

　手応えは４年前とは全く違う。「ソチの時はメダルはイメージできたけど、金までは無理だった。今は金メダルをイメージできる」。大きな夢を掴める準備はできている。