稀勢の里が4場所連続休場
横綱稀勢の里が九州場所10日目から休場することが明らかになった。田子ノ浦親方が21日午前、福岡県大野城市内で明かした。
稀勢の里は9日目に宝富士に敗れて3連敗。史上ワーストタイの1場所5個目の金星を配給し、4勝5敗と黒星が先行していた。これで休場は4場所連続となり、来場所は進退が懸かる場所になる。
田子ノ浦親方によれば、左足首と腰に痛みを抱えており、本人と相談した結果、休場を決めたという。「力が入っていない。腰をかばって足が前に出ていない。それが結果に出ている」と説明した。
来年の初場所、進退を懸けることは避けられないが、「気持ちも体も戦える状態になって、皆さんの前に立てる」と同親方。「稽古を積んで強い横綱として、一緒に次の場所に向けて頑張りたい」と話した。