本田望結 ジュニア初挑戦!「楽しめた」…真凜・紗来からエールも
「フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権」(25日、ALSOKぐんまアイスアリーナ)
女子ショートプログラム(SP)は、ジュニア・グランプリ(GP)シリーズ上位6人のファイナル(12月7~9日、名古屋)進出を決めている紀平梨花(15)=関大KFSC=が57・89点で6位。フィギュアスケーターで女優の本田望結(13)=大阪・関大中=は52・57点で15位だった。山下真瑚(14)=グランプリ東海ク=が65・13点で首位に立った。
夢にまで見た舞台で本田が輝いた。冒頭の3回転サルコー-2回転トーループの連続ジャンプを着氷するなど、安定感ある演技を披露。持ち前の表現力で会場を魅了し「楽しめました」と笑顔がはじけた。
今季からジュニアに上がった。今大会に出場するための地区予選を勝ち上がれるのか「不安もあった」というが、自らの力で扉をこじ開けてきた。「ここまで来たからには楽しむしかない」。慣れない1番滑走だったが、それすら「うれしかった」という。緊張する暇もないまま力強く舞った。
姉の真凜からは「初めての全日本ジュニア頑張って」と、妹の紗来からは「できることを振り絞りなさい」とエールを送られたという。フリーへ向けては「自信を持って頑張りたい」と力強く話した。