日馬富士、25秒間頭を下げる「横綱としての責任を感じ引退します」

引退会見をする日馬富士=福岡県内
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 平幕貴ノ岩への暴行問題を起こした横綱日馬富士が29日、日本相撲協会に引退届を提出、同協会はこれを受理した。日馬富士はこの日午後、福岡県太宰府市内で師匠の伊勢ケ浜親方と会見を開き、同「横綱としての責任を感じ、本日をもって引退をさせていただきます」と話し、約25秒間、深々と頭を下げ続けた。

 会見はまず、伊勢ケ浜親方が引退を報告。その後にマイクを持った日馬富士は、「この度、貴ノ岩関にけがを負わせたことに対し、横綱としての責任を感じ、本日をもって引退をさせていただきます。国民の皆さま、相撲ファンの皆さま、相撲協会、伊勢ケ浜の後援会の皆さま、親方、おかみさんに大変迷惑をかけたことを、心から深くおわび申し上げます」と語った。

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