ロンドン銀「フジカキ」ペア、5年ぶり全日本総合は初戦敗退「まだまだだな」
「バドミントン・全日本総合選手権」(29日、駒沢体育館)
女子ダブルスが行われ、12年ロンドン五輪銀メダルの「フジカキ」ペアこと藤井瑞希(29)、垣岩令佳(28)=再春館製薬所=が5年ぶりに出場した。1回戦で、今夏の世界選手権銀メダルの福島由紀、広田彩花(再春館製薬所)と対戦し、0-2で敗れた。
現役バリバリの日本代表ペアに敗れはしたが、第2ゲームは一時17-13とリードするなど存在感を発揮した。藤井は「(再結成時に)この場に立ちたいと言ったが、正直、自信はなかった。でも、実力が落ちた中でしっかり全日本総合に出られたことはよかった」と感慨深げに話し、「実力の差をあらためて感じたし、まだまだだなと思わせてくれたいい大会だった」と汗をぬぐった。
フジカキペアは青森山田高の先輩後輩で結成し、ロンドン五輪後の12年全日本総合選手権を最後にペアを解消。藤井は第一線を退いて14年からドイツ、英国でプレーし、垣岩は相次ぐ故障で15年を最後に実戦から遠ざかっていた。ただ、昨年4月に故郷・熊本を襲った震災を機に、今年2月に再結成。予選大会を勝ち抜き、5年ぶりに日本最高峰の大会にたどり着いた。
今後もペアを継続する方針で、「今まで色んな人と組んできたが、勝ち負けは別にして一番居心地がいいし、他の人は考えられない」と藤井。垣岩も「現役をやっている以上は先輩と組みたい」と一蓮托生(いちれんたくしょう)を誓った。
2020年東京五輪に向けても、藤井は「出られる可能性が1%でもあるのなら、それを目指して頑張りたい」と意欲を燃やした。
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