ビール瓶じゃない 鳥取県警の判断はカラオケのリモコン

 日馬富士の暴行問題で、鳥取県警が捜査した結果、日馬富士はビール瓶で殴打していないと判断していることが29日、捜査関係者への取材で分かった。一部の関係者がビール瓶を使ったと証言し、食い違いがみられたが、県警はカラオケのリモコンで殴ったと結論付けたもようだ。

 また、県警が同日、現場のラウンジに同席していた横綱白鵬を福岡市内で再聴取したことも判明。関係者によるとその後、日本相撲協会の危機管理委員会による聴取も受けた。

 捜査関係者によると、日馬富士は17日の鳥取県警の事情聴取で、飲酒の上、貴ノ岩の態度に腹を立て、素手やカラオケのリモコンで殴るなどしたと説明。ビール瓶での殴打は否定した。白鵬も、おおむね同じ説明をしているとみられる。

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