2017.11.30

日馬富士引退…協会に残るには日本国籍取得が条件

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　大相撲の横綱日馬富士（３３）＝伊勢ケ浜＝が２９日、平幕貴ノ岩（２７）＝貴乃花＝への暴行問題の責任を取り、引退した。日本相撲協会に引退届を提出して受理された。

　引退力士が日本相撲協会に残って運営に携わるためには、年寄名跡（年寄株）を取得する必要がある。「日本国籍」を有することが条件となっており、モンゴル出身の友綱親方（元関脇旭天鵬）、錦島親方（元関脇朝赤龍）は帰化した後に年寄株を取得している。相撲界に大きな功績を残した力士に対し、現役時代のしこ名のまま年寄を名乗れる「一代年寄」という制度もあるが、これも日本国籍取得が大前提になる。