SC軽井沢ク“五輪前哨戦”優勝誓う 対戦相手に「嫌なイメージを」
18年平昌五輪に出場するカーリング男子のSC軽井沢クラブが30日、軽井沢町内で軽井沢国際選手権(12月14~17日・軽井沢アイスパーク)に向けた会見に出席した。同大会には平昌五輪に出場する海外チームが3チーム出場。“五輪前哨戦”に向け、スキップの両角友佑(32)は「優勝を目指して、最高の結果を得たい」と気合。力強く優勝を誓った。
日本カーリング界初の五輪メダルを見据え、“ホーム”で負けるわけにはいけない。
今大会には世界ランク上位はいないものの、今年の世界選手権銀メダルのスイス代表(7位)を筆頭に、スコットランド代表(10位)、韓国代表(25位)の五輪出場チームが参戦。スキップの両角友が「五輪の時に“オッ、やるチームだな”って思わせられるようにしたい。優勝して最高の結果を得られたら」と話せば、セカンドの山口剛史(33)は「本番に向けて、嫌なイメージを与えたい」と拳を握った。
9月から約3カ月にわたる長期海外遠征を経て、チームは一体感を増した。両角友は「(完成度は)70パーセントまできてる。いい形で五輪に入りたい」。本番を見据え、地元でさらに弾みをつける。