山県亮太、日本記録へ意欲「来年のアジア大会でタイトル取る」 小学校で陸上教室
陸上男子短距離の山県亮太(25)=セイコーホールディングス、十種競技の右代啓祐(31)=スズキ浜松AC、やり投げの新井涼平(26)=同、三段跳びの長谷川大悟(27)=横浜市陸協=が30日、横浜市のいぶき野小で陸上教室を行った。
山県は小学5年生184人を相手に「速く走るには最初から最後まで全力ではなく、最初の30メートルを9割、60メートルぐらいまでを全力で」と秘けつを伝授。その後は児童と給食をともにした。
「競技をやっていて失われがちな素直さを気付かせてもらった」と充実のひとときを振り返り、「この冬はケガへの予防センサーを鋭くして練習して、来年のアジア大会(ジャカルタ)では日本記録でタイトルを取りたい」と気持ちを新たにした。