「陸上・福岡国際マラソン」（３日、平和台陸上競技場発着）

　福岡国際マラソン（３日・平和台陸上競技場発着）の公式会見が１日、福岡市内で行われ、“最強市民ランナー”川内優輝（３０）＝埼玉県庁＝が「『箱根アイドル軍団』対『ベテラン』で、面白い。どういう勝負ができるか」と、東京五輪を目指す若手の前に立ちはだかる決意を語った。

　東京五輪の代表選考会の出場権が懸かる大会。４月のボストン・マラソン３位の大迫傑（ナイキ・オレゴンプロジェクト）、初マラソンに挑む“３代目山の神”神野大地（コニカミノルタ）、佐藤悠基（日清食品）、設楽啓太（日立物流）と箱根駅伝のスター選手がズラリと参戦する。

　自身は今夏の世界選手権で代表から引退。「失うものもないし、愉快犯みたい」と笑いつつ「東京五輪で失敗したら、マラソンブームは終わる。東京を目指す選手にはそれだけの責任がある」と、にらみを利かせた。