川内優輝は全体9位、日本人4番目 2時間10分53秒
「福岡国際マラソン」(3日、平和台陸上競技場発着)
“最強の市民ランナー”こと、川内優輝(30)=埼玉県庁=は2時間10分53秒の9位、日本人選手では4番目の成績でゴールした。(タイムは速報値)
先頭からは大きく差が開いたものの、粘りの走りを見せた。顔をしかめながら競技場に戻ると、ゴール後は関係者に抱きかかえられた。
中継で解説を務めた青山学院大学陸上部長距離ブロックの原晋監督は「凄いパワーですね。2時間10分台でまとめるあたり、素晴らしいですね」と健闘をたたえていた。
川内は日本代表から身を引くことを公言している。ちなみに、東京五輪の代表選考を行うマラソングランドチャンピオンシップ(19年9月以降に開催)の出場権を得られる日本人上位3位以内で2時間11分以内、または同上位4位から6位で2時間10分以内の条件は満たせなかった。