明大が早大に完勝 丹羽監督「春から積み上げてきたものが随所に出た」

 「関東大学ラグビー・対抗戦、明大29-19早大」(3日、秩父宮ラグビー場)

 明大が早大に29-19で快勝した。両校の通算成績は明大の38勝53敗2分け。慶大は青学大に119-5で大勝。明大、慶大、早大はいずれも5勝2敗で並び2位となった。優勝は帝京大が既に7連覇を決めている。対抗戦は全日程を終了し、1位帝京大以下、明大、慶大、早大までの上位4チームが全国大学選手権に進出し、2位の3校は得失点差により、明大が2位、慶大が3位、早大が4位扱いになる。

 攻守にわたり、明大が出足の速さで早大を上回った。象徴的だったのが前半5分。CTBの梶村が自陣22メートルライン付近で相手パスをインターセプトし、先制の独走トライを決めた。丹羽監督は「春から積み上げてきたものが随所に出た」とうなずいた。次の舞台は全国大学選手権。前回は初戦の3回戦で敗れている。SH福田は「大学選手権は決勝まで行って、チャンピオンになりたい」と気を引き締めた。

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