登録認めるも五輪は不可 大麻で処分のスノボ選手
全日本スキー連盟(SAJ)は4日、東京都内で理事会を開き、2015年の米国遠征中に大麻を使用したとして昨年4月に競技者登録の無期限停止などを科したスノーボード男子選手の処分解除を承認した。選手は当時未成年だった。
競技者登録は可能となるが、強化指定を外れているため、SAJが五輪代表選考の対象とするワールドカップ(W杯)には出場できず、来年2月の平昌冬季五輪には出られない。
この選手は今年1月にSAJの更生プログラムを離脱していたが、理事会で謝罪し、10月に更生プログラムを再開していた。