マラソン大迫、好走から一夜明け展望語る 目指す先は 早大先輩・瀬古氏
福岡国際マラソンで2時間7分19秒の日本歴代5位の記録で3位に入った大迫傑(26)=ナイキ・オレゴンプロジェクト=が快走から一夜明けた4日、福岡市内で取材に応じ「勝負強さが大事」と次回以降のマラソンへの展望を語った。
記録よりも勝負。大迫が目指すスタイルは明確だった。「脚は張っているが、ボストンマラソンの後ほどではない」と激走の余韻も残る中「記録も大事だけど、それよりも1戦1戦確実に毎回先頭争いをしていくことが僕の中ではもっと大事」と次なる42・195キロに目を向ける。そして、「瀬古さんもそういう選手だったと思うので、まねするわけではないが、目指すべき姿なのではないかと思う」とマラソン15戦10勝の戦績を誇る早大の先輩を目標に掲げた。
今後は1~2週間日本に滞在し、レースのスケジュールについてはピート・ジュリアンコーチと相談して決めるという。勝てるランナーへ、今後も自分のやり方を貫き続ける。