ジュニア女王紀平4位発進 フリーで大技3A3T跳ぶ
「フィギュアスケート・ジュニアGPファイナル」(7日、日本ガイシホール)
ジュニアの男女ショートプログラム(SP)が行われ、女子で全日本ジュニア女王の紀平梨花(15)=関大KFSC=は自己ベストを0・04点更新する66・82点で4位発進となった。9日のフリーでは、成功すれば国際連盟公認大会初となるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)-3回転トーループに挑む。男子は全日本ジュニア王者の須本光希(16)=大阪・浪速高=が、77・10点の自己ベストで3位につけた。
紀平はSP「カンフーピアノ」の力強い曲調にのり、3つのジャンプも完璧に決め、自己ベストを出した。9日のフリーでは、成功させればISU公認大会では史上初のトリプルアクセル-3回転トーループの連続ジャンプに挑む予定。「しっかり確認して、集中してジャンプを決めたい。表彰台、優勝を狙っていきたい」。大技でメダルを狙う。