ISUがコリャダ発言を訂正 GPファイナル ロシア出場禁止問題で混乱

 「フィギュアスケート・GPファイナル」(8日、日本ガイシホール)

 国際スケート連盟(ISU)は8日、7日の男子ショートプログラム(SP)後に、18年平昌五輪の出場停止処分を受けたロシアから出場したミハエル・コリャダ(22)の発言について、訂正と謝罪を行った。

 会見での日本語、英語訳では、コリャダはIOCの決定について「ロシアがやったことを考えれば、当然の処置。自分としてはそれに従い、ロシアの代表として出ることはない」とされていたが、日本スケート連盟が契約した通訳の訳に誤りががあり、正しくは「ロシア選手が出場できるのは正しい判断だったと思います。正直に言えば、ロシアチームが参加しない五輪は想像できないからです」だったとした。担当した通訳も誤訳を認めているという。

 国際オリンピック委員会(IOC)は5日に、スイス・ローザンヌで行った理事会で、国家ぐるみでのドーピングが指摘されるロシアの18年平昌五輪参加を禁止した。ロシア選手については厳格な審査を受けた個人資格での出場を認めるが、国旗、国歌の使用は認められない。

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