大関高安、幕内相手に8勝6敗「稽古不足。相撲になっていない」と反省
大相撲の冬巡業が9日、熊本市で行われ、右太もも痛を再発させ先場所を途中休場した大関高安(27)=田子ノ浦=が相撲を取る稽古を再開させた。
幕内錦木(伊勢ノ海)を指名し、パワーで圧倒し5連勝。続いて名乗りを挙げた幕内栃ノ心(春日野)の挑戦を迎え撃った。
力勝負で3連敗したが、3連勝と盛り返し。その後は右足を気にするそぶりを見せ、3連敗で終わった。
計8勝6敗に険しい顔。「稽古不足。まだ相撲になっていない」と反省。患部の回復に関し「ボチボチです。確認も何もやらないと体力が落ちますから、筋力が落ちている。もう一回付け直さないといけない。こつこつと体を動かして本調子になるように取り組みます。ケガしたことは仕方がない。勉強と思って付き合っていきます」と、話した。