フィギュア女子、樋口6位「緊張して思うように体が動かなかった」

フリーで演技する樋口新葉=日本ガイシプラザ(撮影・高部洋祐)
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 「フィギュアスケート・GPファイナル」(9日、日本ガイシホール)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位の宮原知子(19)=関大=はフリー138・88点、合計213・49点で総合5位、SP5位の樋口新葉(16)=東京・日本橋女学館高=は、ジャンプミスなどがありフリー128・85点、合計202・11点で総合6位となった。アリーナ・ザギトワ(15)=ロシアが優勝した。

 初出場の樋口は序盤の3回転の連続ジャンプなどは決めたものの、中盤の3回転サルコーが2回転に、続く連続ジャンプが単発になるなどミスが続いた。「ものすごく悔しい。緊張して思うように体が動かなかった。ジャンプのミスや、ステップもスピードが足りなかった」。シニア2年目。世界トップが集結した大舞台で自分を見失ったことは否めない。「練習からずっと(トップ選手から受ける重圧が)あった」と素直に振り返った。

 平昌五輪代表を目指す勝負は、全日本選手権(21日開幕、東京)に絞られる。「全日本では思い切り滑りたい。今までどおりの自分の滑りをしたい」と自らに言い聞かせた樋口。「残念だけどそんなことは言ってられない。次は失敗しないように、これ以上自信を失わないようにしたい」。2枚の五輪切符を手にするため、自分との戦いは続く。

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