花田虎上、白鵬と日馬富士を批判「現役の力士が親方に何か言うっていうのは…」
元横綱三代目若乃花のタレント・花田虎上(46)が10日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」に出演し、元横綱日馬富士(33)の前頭貴ノ岩(27)への暴行に端を発した角界の混乱について、日馬富士や横綱白鵬(32)の言動を批判した。
花田の実弟でもある貴乃花親方が巡業部長では冬巡業に参加できないと白鵬が訴えたという一連の報道について、MCのタレント・上沼恵美子(62)から「弟さんのことを嫌ってらっしゃるんですね、白鵬さんは」と聞かれた花田は「一連の報道を見ると、そうではないのかなと」と肯定した。
「現役の力士が親方に何か言うっていうのは、どの親方に対しても、自分の師匠に対してもそうですけど、言うことは言えない」と、白鵬の貴乃花親方への態度が極めて異例であることを指摘。
日馬富士が貴ノ岩への暴力を指導だとしていることについても「普通、対戦相手の人に手は出さない。注意もしません。注意するんであればその上の兄弟子に言うか、師匠に言うか付き人頭に伝えます」と、角界の慣習に反していることを説明した。
貴乃花親方が日本相撲協会の事情聴取を拒否していることについて、上沼に「協会の中で言うたらウヤムヤにして平和に、何もなかったこと、事なかれ主義、みたいなものを感じられたんじゃないかな」と聞かれた花田は「それしかないですよね」と同意し、貴乃花親方に理解を示した。
貴乃花親方のかたくなな態度については「僕は昔の貴乃花しか分からないので、昔はそう(意固地)でもなかったんですけど。あそこの世界にずーっといると閉鎖的なので、たぶん世の中が見えないと思います」と説明していた。