八角理事長が元横綱日馬富士の書類送検についてコメント「厳正な捜査・処分を」
大相撲の元横綱日馬富士が、平幕貴ノ岩に暴行した問題で11日、鳥取県警に傷害容疑で書類送検されたことを受けて、公益財団法人日本相撲協会広報部が、八角理事長のコメントを発表した。
八角理事長は「大相撲最高位の横綱だった元日馬富士が厳重処分意見を付されて送検されたことを厳粛に受け止めます。検察に厳正な捜査・処分を行っていただけますよう全面的に協力するとともに、再発防止策の確立に全力で取り組みます」と各マスコミにコメントをリリースした。
元横綱は暴行問題の責任を取って11月29日に引退。問題を巡っては、日本相撲協会の危機管理委員会も調査しており、協会は今月20日に臨時の横綱審議委員会と理事会を開き、危機管理委の最終報告を受ける方針。
捜査関係者によると、元横綱は10月下旬、鳥取市内で貴ノ岩関を素手やカラオケのリモコンで殴打し、頭部にけがを負わせた疑いが持たれている。