IOC、東京五輪経費削減は可能 閉会までには目標達成との見解

 2020年東京五輪の準備状況を確認する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会のコーツ委員長が13日、東京都内でインタビューに応じ、予備費を除いて1兆3850億円と見込む東京大会の開催経費から10億ドル(約1140億円)を削減する目標について「今すぐにできなくても、最終的に大会の閉会時までには達成できる」との見方を示した。

 同委員長は年内に組織委員会が見直す予算計画について、放送用の通信インフラなどテクノロジー分野の経費で大幅に削減できる可能性を指摘。「過去大会の予算で約2割を占めるテクノロジー分野で、約30%の削減にIOCとして協力できる」と述べた。

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