フィギュアスケート女子の１６年世界選手権銅メダリストのアンナ・ポゴリラヤ（１９）＝ロシア＝が１３日、ロシア選手権（２１日開幕・サンクトペテルブルグ）を欠場し、平昌五輪出場を断念することが分かった。ロシアメディアの「Ｒスポーツ」が伝えた。

　ポゴリラヤは今季背中の怪我を抱えながらシーズンイン。１０月のスケートカナダに出場したが９位に終わり、その後、背中の痛みが悪化。１１月のスケートアメリカは欠場していた。「Ｒスポーツ」によると、ポゴリラヤは「私のシーズンは終わった」と話しているという。

　平昌五輪シーズンの今季、有力選手の五輪断念が相次いでおり、ソチ五輪金メダリストのアデリナ・ソトニコワ（ロシア）が怪我のため、同五輪４位のグレイシー・ゴールド（米国）も摂食障害とうつ病の治療のため、五輪挑戦断念を表明している。