桐生祥秀 実質プロ活動へ「世界で戦う桐生に」 来年4月から日本生命と所属契約

 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台となる9秒98を記録した桐生祥秀(21)=東洋大=が13日、都内で会見を行い、大学を卒業後の来年4月1日から日本生命と所属契約を結ぶことを発表した。今後、他のスポンサーも募っていく方針で、事実上のプロに近い形での活動となる。

 桐生は「世界のファイナリストとして戦えるように頑張っていきたい。今までの桐生では満足してもらえない。0秒01でもタイムを更新していって、世界で戦う桐生になりたい」と、決意表明。卒業後も東洋大を拠点とし、土江寛裕コーチとともに、さらなる記録更新と、20年東京五輪での決勝進出を目指していく。

 また、同社CMには、桐生が好きな人気デュオのゆずが出演中。「いつも『栄光の架橋』を聴いてます。ぜひCMに出たい」と、逆オファーしていた。

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