日大主将・山崎「今年こそ」 甲子園ボウルで3年前大敗の借り返す

 「アメフット・甲子園ボウル、関学大-日大」(17日、甲子園球場)

 3年ぶり34回目の甲子園ボウル出場で、27年ぶり21回目の王座を目指す日大(関東)が16日、甲子園球場で練習を公開した。2連覇がかかる関学大(関西)との3年ぶりの対戦を前に、主将のDL山崎奨悟(4年)は「3年前に大敗(10-55)し、下級生にも悔しい思いをしたと声をかけ続けてきた。今年こそ勝ちたい」と意気込みを語った。

 前監督の内田正人氏が今季から復帰。1月から6月までは10ヤードから100ヤードまでの距離走を一日最低計2500ヤードという厳しい練習をこなした。「試合では他大学に走りで勝てている実感があった」と山崎。成長を遂げたチームは昨季のリーグ4位から1位へ巻き返した。関西勢による優勝が10年続いている中、「一人一人に根性や執念が生まれた」と手応えを持って東西名門対決に挑む。

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