京産大 24点差逆転星 1人少ない中で団結「2人分走ればいい」

 「ラグビー・全国大学選手権、京産大55-31法大」(16日、キンチョウスタジアム)

 3回戦4試合が行われ、京産大(関西2位)東海大(関東リーグ戦2位)慶大(関東対抗戦2位)流通経大(関東リーグ戦3位)が8強入りした。京産大は法大(関東リーグ戦4位)に55-31で逆転勝ちし、前回準優勝の東海大は早大(関東対抗戦2位)に47-18で快勝した。慶大は101-12で立命大(関西3位)に大勝。流通経大は朝日大(東海・北陸・中国・四国代表)を54-34で下した。

 最大24点差をひっくり返した。京産大は伝統の強力FWが奮闘。2大会連続で8強に駒を進めた。大西監督は「京産大らしいラグビーができた」と勝利をかみしめた。

 前半37分にナンバー8のファカイが顔面へのパンチングで退場処分に。1人少ない状態で戦わなければならなくなった。フッカーの宮崎は「1人が2人分走ればいい」と切り替えた。練習量で絶対的な自信を持つスクラムでプレッシャーを与え、バックス陣も躍動。前半を2点差で折り返すと、後半8分に逆転トライを奪った。

 準々決勝は前回大会の3回戦で撃破した明大。関西リーグの最終戦でフッカーの中川主将が首を負傷して離脱している中、大西監督は「力勝負で勝ちたい。中川が納得するような戦いをさせる」と宣言した。

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