男子・SC軽井沢クがワールドツアー初制覇 決勝で韓国破る

 「カーリング・軽井沢国際選手権」(17日、軽井沢アイスパーク)

 男子はSC軽井沢ク、女子はLS北見と、平昌五輪日本代表がそろって優勝した。SC軽井沢クは準決勝でスウェーデンのチームを7-1で下し、決勝では韓国の五輪代表チームに5-4で競り勝った。3度目の大会制覇で、2014年のワールドツアー認定後では初。LS北見は準決勝でスイスの五輪代表チームを6-5で破り、決勝では9月に五輪代表決定戦で当たった中部電力に10-3で快勝した。

 11月のパシフィック・アジア選手権準決勝で敗れた韓国五輪代表に、1点差ながら快勝した。同点の第8エンド、楽々とウイニングショットを決めたSC軽井沢クのスキップ両角友は「うちの方が、ショットが安定していた。スキップとして楽に試合ができた」と目尻を下げた。

 0-1の第2エンドにショットがつながり2得点。相手には一度も複数得点を許さず、サード清水、セカンド山口が1投で複数の石をはじき出すなど、主導権を渡さなかった。「ピンチの後、難しいショットで挽回できた」と両角友。危機を好機に変える高精度のショットを見せ、スイス代表も破っての7戦全勝。清水は「(五輪で戦う)相手へのダメージもあるし、自分たちへのプラスが大きい」とうなずいた。

 地元で今年最後の大会を飾った。ワールドツアーでの優勝は初という。両角友は「1センチ、5ミリ、狙いと違うことがあった。完璧を求めてもう少し」と残り約2カ月、貪欲に高みを目指す。

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