スノーボード 竹内智香、W杯開幕S振るわずも泰然自若「手応えは感じてる」

 スノーボード女子パラレル大回転のソチ五輪銀メダリスト、竹内智香(33)=広島ガス=が18日、イタリアでのW杯開幕シリーズを終えて、羽田空港に帰国した。

 開幕戦では決勝トーナメント1回戦で敗れ9位、2戦目は20位で予選敗退と、結果は振るわなかったが、「初戦は勝てると思ったところで、相手の一か八かの滑りに負けた。甘さが出た。2戦目は滑りは良かったけどスタートの時にガスが出たり、降雪があったりで…。不完全燃焼。でも、最低限のタイムは100パーセントの力を出せば、予選1位通過できるような手応えは感じてる」と、収穫を口にした。

 年末は北海道で滑り込み、年明けのW杯に備える。平昌五輪まであと2カ月。「やってることすべてに自信がある。1日1日の出来事を必然ととらえて、必要なものを拾い上げていけば、いい戦いができる」と、拳を握った。

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