稀勢の里、暴力撲滅へ先頭に立つ「自覚して行動していきたい」  

 大相撲の元横綱日馬富士が幕内貴ノ岩(貴乃花)を暴行した問題を受け、日本相撲協会は21日、両国国技館で「暴力問題の再発防止について」と題した研修会を行った。力士、親方ら全協会員が対象で約1000人が参加。前日、懲罰対象となった面々が一堂に会した。

 横綱の中で唯一“シロ”の稀勢の里(31)=田子ノ浦=が研修会後、力士代表で囲み会見した。「こういうことが2度と起きないようにしっかり自覚して行動していきたい。自分は横綱ですけど社会人としてしっかりした行動を取らないと、と思った」。暴力撲滅へ自らが先頭となる決意を述べた。

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