田中刑事“自己最高”SP91・34点「今日以上の集中力をフリーで」
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「フィギュアスケート・全日本選手権」(22日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)
男子SPが行われ、初の五輪代表を目指す田中刑事(23)=倉敷芸術科学大=はISU非公認大会ながら自己最高の91・34点をマークした。
冒頭の4回転サルコーを大きなジャンプで着氷。3回転フリップ-3回転トーループの連続ジャンプ、3回転アクセルもまとめた。
点数が発表されると何度もうなずき喜びをかみしめた。テレビインタビューにも「緊張していたんですけど、それ以上に緊張して本当に大丈夫かと思ったんですけど、失敗してもいいから強くやろうということだけ思ってすべりました」と引き締まった表情で語り、「もう一度気を引き締めて、1日空くんですけど、今日以上の集中力をフリーではぶつけていきたいと思います」と意気込んだ。