羽生は氷上練習を再開 小林強化部長「逆算して間に合うということ」補欠は無良ら3人
「フィギュアスケート・全日本選手権」(24日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)
平昌五輪の代表選手が発表され、3枠の男子は全日本連覇を果たした宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=、同2位の田中刑事(23)=倉敷芸術科学大大学院=、右足首の負傷のため今大会を欠場した世界王者の羽生結弦(23)=ANA=が選出された。2枠の女子は坂本花織(17)=シスメックス=が、大会4連覇の宮原知子(19)=関大=とともに選出された。
66年ぶりの連覇を狙う羽生は、世界ランク、今季シーズンベストなどの実績で順当に選出された。気になる足の状態について、小林芳子フィギュア強化部長は、16日に羽生陣営と連絡をとったことを明かし、「(五輪から)逆算して間に合うということだった」と、選考した理由を説明。16日までに氷上での練習を再開したが、まだジャンプ練習などには至っていないと見られる。
男子は補欠として無良崇人(洋菓子のヒロタ)、友野一希(同大)、村上大介(陽進堂)が登録されている。