アイホ娘「自滅」露に逆転負け 2度の2点差リード守れず

 「アイスホッケー女子・国際壮行試合」(24日、長野市ビッグハット)

 ロシアとの国際壮行試合に臨み、延長、ゲームウイニングショット(GWS)の末、4-5で敗れた。25日に第2戦が行われる。日本は床亜(西武)浮田(ダイシン)らの得点で第3ピリオド途中まで4-2とリードしたが、終盤に連続失点して延長に持ち込まれ、GWSで力尽きた。

 日本は4-2でリードし、勝利が見えてきた第3ピリオド終盤に浮足立つ展開になった。残り4分30秒に強烈なショットを決められて1点差、さらに残り1分41秒に同点とされた。2点差のリードを2度もつくった試合を結果的に落とし「全然駄目。自滅」と山中監督は厳しい口調だった。

 ロシアの来日メンバーは若手中心でベストメンバーとは程遠い。世界ランキングで下回る日本が主導権を握ったが、勝利を意識した第3ピリオド終盤からの戦い方に課題が残った。「4点も取れて欲が出た」と分析する監督。1点差に迫られた直後に取ったタイムアウトも効果なく、中央へのパスなどリスクの高いプレーで自分たちから厳しい状況をつくった。

 今月16日までフィンランドで行われた5カ国対抗戦では、世界ランキング上位国に対して4戦全敗の中にも戦える自信を手に帰国したが、自国で悔しい敗戦を喫した。

 「もっと日本代表としての責任とプライドを持たないといけない。納得のいく内容で勝てたら」と大沢主将。今年最後の試合となる25日の第2戦へ気持ちを高めた。

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