スケルトン高橋弘篤がV5 連続五輪へ弾みつけた
「スケルトン・全日本選手権」(24日、長野市スパイラル)
18年度からコースの製氷が休止となるスパイラルで行われ、男子は14年ソチ五輪代表の高橋弘篤が2回の合計タイム1分47秒93で2年ぶり5度目の優勝を果たした。
女子は10年バンクーバー五輪から2大会連続代表の小室希(仙台大職)が合計1分51秒30をマークし、9連覇で10度目の頂点に立った。平昌五輪の代表は来年1月中旬に日本の出場枠が確定した後に発表される。
2大会連続出場を目指す平昌五輪へ、弾みをつける優勝となった。33歳の第一人者、高橋は「2本をうまくまとめられた」とうなずいた。競技施設としての使用が休止されるスパイラルは思い入れのある場所。そのトラックの歴史に1回目の滑走で名を刻んだ。平昌五輪代表の筆頭候補は「平昌には自分が引っ張っていく気持ち」と強い思いを口にした。