アイホ娘 反省生かしロシアに雪辱星 チーム全得点の獅子内「やっと勝てた」

 「アイスホッケー女子・国際壮行試合」(25日、長野市ビッグハット)

 2大会連続3度目の五輪に臨む女子日本代表がロシアとの国際壮行試合第2戦に臨み、2-1で勝った。第2ピリオドに獅子内(トヨタシグナス)の得点で先制。すぐに同点とされたが、直後に再び獅子内のシュートが決まって勝ち越し、第3ピリオドは1点のリードを守り切った。24日の第1戦では逃げ切れず競り負けていた。

 自国で行う今年最後の試合で、久しぶりに勝利の味をかみしめた。10月、12月の遠征で全敗を喫していた日本が1点差の勝負をものにした。第1戦は2点リードを守りきれずに敗れたが、この日は2-1で迎えた最終ピリオドでロシアの速攻を危なげなく防いだ。

 「昨日の反省を生かしてくれた。彼女たちは修正能力が高い。安心して見ていられた」。敗戦を糧にした選手たちに、山中監督も納得した様子だった。

 25歳の獅子内がチームの全得点を挙げる活躍。2月の五輪最終予選では代表メンバーに入れなかったが、悔しさも味わって成長し、五輪代表の座を勝ち取ったFWは「やっと勝てた」と笑みをこぼした。大沢主将は「勝ちきって2018年につなげられたのはチームにとって大きかった」と、五輪に向けて1勝の意義を語った。

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