朝青龍、内舘氏の名前に笑顔 ササダンゴのプレゼン戦法粉砕

 「朝青龍を押し出したら1000万円」(31日)

 AbemaTVの特別企画の第5試合、プロレスラーのスーパー・ササダンゴ・マシンに稽古をつけるような形になり、最後は土俵に転がした。

 取組前に、ササダンゴが得意としているプレゼンが数分間行われ、朝青龍はじらされた形になった。プロレス技の「フライングボディーアタック」を予告しながら、「片足タックル」も匂わし幻惑。朝青龍の現役時代に天敵とされていた元横綱審議委員会委員、脚本家・内館牧子氏の名前も出し、朝青龍をクスッと笑わせる一幕もあった。

 土俵後方ギリギリまで下がり、飛びかかる立ち合いを見せたササダンゴだったが、完全なフライングボディーアタックにはならず、結局、四つに組む展開に。途中、ササダンゴのマスクが外れる“アクシデント”も発生したが、終盤は朝青龍が胸を出すような形になり、浅く引いた右上手からの投げで決着した。

 朝青龍は「組んでみたら全然力が強くて」と予想以上の強敵だったと振り返った。フライングボディーアタックについては「もうちょっと軽くきたらお姫様抱っこみたいにしたかったけどね」といなした。長い相撲になったことには「いい汗かきました。いいプロレスラーでした。ありがとうございました」と健闘をたたえた。

 敗れたササダンゴは「最初、作戦通りフライングボディーアタックを狙ったんですけど、予想以上に横綱が大きく見えてしまって、思い切りぶつかっていけなかった。その悔しさと、途中、マスクが外れてしまうというのもあったんですけど、その瞬間、朝青龍関に見えていなかったという、ちょっとびっくりしたところを出ていこうとしたのに、誤算でした。そもそも強いです」。再戦については「もちろんです。素晴らしい経験をありがとうございました」と語った。

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