AbemaTVが史上初、相撲全取組を完全無料生中継 序の口から結びの一番まで
インターネットテレビのAbemaTVが4日、14日から始まる大相撲初場所から11月までの全6場所、90日間全取組を無料で生放送すると発表した。場所中は午前8時30分の「序の口」から、午後6時の「結びの一番」まで、全取組を完全無料で生中継する。これはNHKでも行っておらず、史上初の試みとなる。
大相撲の全取組を放送するのはAbemaTVの「Abemaゴールドチャンネル」及び「スポーツチャンネル」。ネットテレビという特性上、年配の相撲ファンだけではなく、これまであまり相撲に触れることのなかった若い世代の相撲初心者に興味をもってもらうために行うという。
この全取組完全無料生中継に、横綱白鵬は同局を通じ「勝負は一瞬ですけど、その一瞬のために、日々稽古を積み重ねていますし、その一瞬の勝負だけじゃなく、そこに行司、呼び出し、床山、そしてしきたり、そういったものを、目で、耳で、匂いで、楽しんでもらえればなと思います」とコメント。
横綱鶴竜も「大相撲は年齢が上の方が見ている印象がありますが、やはり同世代、20代、30代の方にもっと見てもらえれば」、横綱稀勢の里も「様々な年代の方に見ていただけるのはとても嬉しいですし、国技の素晴らしさを多くの方々に知ってもらえればと思います」と放送に期待を寄せた。