羽生、小平が金! 日本のメダルは15個 米国のデータ専門会社が予測
スポーツデータの分析、提供などを行う米国のデータ専門会社、グレースノートは10日、平昌五輪開幕30日前に合わせて全種目のメダル予測を発表し、日本はメダル総数で過去最高の15個、金メダルは98年長野五輪の5個に次ぐ4個となった。最新の競技結果や選手の動向を分析し、現時点で五輪が行われたとの想定で算出した。
日本の金メダルには、フィギュアスケートでソチ五輪を制した男子の羽生結弦(ANA)と団体、スピードスケート女子で500メートルの小平奈緒(相沢病院)と団体追い抜きが挙がった。小平は今季世界記録をマークした1000メートルでも女子1500メートルの高木美帆(日体大助手)とともに銀メダル予想となった。
ノルディックスキーのジャンプ女子はW杯最多通算53勝の高梨沙羅(クラレ)が金を逃して銀、伊藤有希(土屋ホーム)が銅。複合の渡部暁斗(北野建設)が個人ラージヒルで銀、フリースタイルスキーの世界選手権で優勝した女子ハーフパイプの小野塚彩那(石打丸山ク)は銀、男子モーグルの堀島行真(中京大)は銅、フィギュアスケート男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)は銅と予測した。
国ぐるみのドーピング問題で平昌五輪への選手団派遣を禁止されたロシア勢は除いており、個人資格での出場が決まれば変更する。