葛西紀明が8度目五輪「メダル獲得を目指す」スキージャンプ陣の平昌五輪代表発表
全日本スキー連盟は11日、来月に開幕する平昌五輪のスキージャンプなどの代表内定選手を発表した。ジャンプ男子では葛西紀明=土屋ホーム=が日本史上単独最多となる8大会連続の五輪が決定した。女子では大本命として臨んだ4年前のソチ五輪で4位に終わった高梨沙羅=クラレ=が、リベンジの舞台に立つ。
葛西は所属を通じてコメントを発表。内容は次の通り。
「僕がジャンプを始めて小さい頃の夢はオリンピックに出場することでした。それがまさか8回もオリンピックに選ばれるとは思ってもいませんでした。ただ年齢を重ねる度に努力し技術を磨きメダルを狙えるくらいの力を付けた時に自分の素晴らしい能力に気付き、ずーっと現役を続けたい!沢山オリンピックに出たい!という思いが強くなりました。7回のオリンピックの中でメダルを取る事も出来ましたが、そのうちの6回は上手くいかず悔しい思いをし、オリンピックでベストパフォーマンスを出す事がどんなに難しいか分かっているつもりです。今回選ばれたのは、ソチオリンピック後もワールドカップ等で好成績を出す事が出来たお陰だと思います。もうここまで来たなら、8回、9回と言わず、切り良く10回のオリンピックを目指して行きたいと思っています。先ずはこの8回目の平昌オリンピックでメダル獲得を目指し、悔いの残らないオリンピックにしたいと思います。沢山の方々に応援してもらい感謝しています。皆さんの期待に応えられるように全力で平昌オリンピック頑張ります!」