競泳・渡辺一平が世代引っ張る!同学年の白井&沙羅は「意識する」
競泳男子200メートル平泳ぎで昨年1月に世界記録を樹立した渡辺一平(20)=早大=が11日、都内で行われた「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式に出席し、大賞を受賞。「僕が選ばれるとは思わなかった。賞に恥じぬよう頑張りたい」と気持ちを新たにした。
宴会では同学年の体操・白井健三(日体大)と席が近かったため、交流を深めた。「『僕らは何世代かな?』という話になって『白井世代じゃない?』って。それか(ジャンプの高梨)沙羅世代かも」。2学年上には競泳の瀬戸大也(ANA)やプロ野球の大谷翔平らの“ワンダフル世代”がおり「やっぱり意識する。同期は励みになるし、自分が引っ張っていける存在になりたい」と発奮した。
自身は昨年12月中旬に右足首を捻挫し、週末の大会は欠場する。4月の日本選手権、夏のアジア大会、パンパシフィック選手権に照準を合わせ、「焦らずしっかり治したい。今年は『常勝』がテーマで、大きな大会で勝ちたい」と抱負を語った。