リオ銅・羽根田、カヌー薬物混入「いいニュースで払拭したい」 小松にはエール送る
リオデジャネイロ五輪のカヌー・スラローム男子カナディアンシングル銅メダルの羽根田卓也(30)が12日、大阪市内で行われた所属するミキハウスの新春祝賀会に出席。昨年9月のスプリント日本選手権で、鈴木康大(福島県協会)が小松正治(愛媛県協会)の飲み物に禁止薬物を混入した問題について「許されない行為だと思う」と心境を語った。
種目が異なるため、練習での接点はないが、日本連盟の集まりなどであいさつを交わしたことがあるという。「知っている名前だったのでびっくりした」と振り返り、小松に対しては「ショックは大きいと思うけど、東京五輪に向けて一緒に頑張っていきたい」と話した。
カヌー界で起きた前代未聞の不祥事に「悪い印象をいいニュースで払拭(ふっしょく)したい。日本選手権で必ず優勝して、8月のアジア選手権でも金メダルを」と抱負を語った。