小関、暴力行為に「反省の弁あった」 3月末まで対外試合の出場を自粛
リオ五輪競泳男子代表の小関也朱篤(25)が、昨年末の日本代表合宿で同じ所属の後輩男子選手に暴力を振るっていた問題について、ミキハウスでスポーツを統括する沢井英光経営企画本部副本部長が12日、状況を説明した。
後輩選手は天井翼(23)と明かし、スペイン合宿中の12月1日に小関が利き手ではない左手で顎と腹部を一度ずつ暴行、すぐに両者は和解し合宿中に他の参加選手へも謝罪したこと、帰国後に会社や日本水連に報告・謝罪を済ませたという。
天井は検査結果に異常はなく、練習を継続中。小関は3月末まで対外試合の出場を自粛するが練習は継続し、4月の日本選手権(辰巳)での復帰を目指すという。沢井副本部長は「指導が行き届かなかったわれわれも気を引き締めなければならない」とし、小関からは「本当に申し訳ないことをしたという反省の弁もあった」と明かした。