初場所懸賞総本数過去最多 人気衰えず「数字からは(騒動の)影響は見られない」
「大相撲初場所」(14日初日、両国国技館)
初場所の指定懸賞は15日間の総本数が12日時点で2239本となり、場所前で過去最多だった昨年夏場所の2219本を上回った。同場所では最終的に過去最多の2153本となり、今場所、記録更新にも期待がかかる。
元横綱の暴力、立行司のセクハラ事件と醜聞にまみれる角界だが、人気は衰え知らず。力士への指定懸賞では稀勢の里、白鵬がツートップ。御嶽海、高安、豪栄道に続き阿武咲が躍進している。新規も12本。自治体では2年ぶりで、長崎県佐世保市からの懸賞もあった。
事件が表面化して以降でも懸賞の取り下げはなし。協会の担当者は「数字からは(騒動の)影響は見られない」と話した。