「競泳・東京都新春大会」（１４日、東京辰巳国際水泳場）

　２５メートルの短水路で行われ、女子２００メートル個人メドレーで、１７歳の池江璃花子（ルネサンス亀戸）が、清水咲子の記録を０・５６秒更新する２分５秒４１の日本新記録を樹立した。さらに、１００メートル自由形でも内田美希の日本記録を０・２１秒塗り替える５１秒６２をマーク。前日の２種目に続いて出場４種目全てで日本新記録をたたき出し、１８年初レースで絶好調の滑り出しを見せた。

　新年初戦で池江は４レース全てで日本新の快挙を成し遂げ、「記録を出せる自信はあったが、すごくうれしい」と声を弾ませた。１００メートル自由形で隣を泳いだ日本代表の大橋悠依（東洋大）は約２・７秒差をつけられ、「バケモノかよ！って言っちゃいました」と驚嘆。スーパー女子高生は２３日からオーストラリア合宿を敢行し、２月のコナミ・オープン（辰巳）から長水路シーズンに突入する。