寝技から立ち技移行可能に変更へ 全柔連・山下会長明かす

 国際柔道連盟(IJF)理事を務める全日本柔道連盟の山下泰裕会長は15日、ルールに関するオーストリアでのIJFのセミナーから羽田空港に帰国し、寝技から立ち技への移行が可能になるなど複数の変更が加わる見通しとなったと明らかにした。

 従来は「待て」が宣告され、両者立ち姿勢から試合が再開されるケースだが、危険性がないと審判が判断すれば続行されるという。「ダイナミックな柔道を余計な『待て』で中断すべきではないという考え」と山下会長。新たな変更案は既に多数の理事の同意を得ており、近く正式に決定されるという。

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