美宇&張本組が混合ダブルス初戦突破「絶対優勝したい」
「卓球・全日本選手権」(16日、東京体育館)
混合ダブルス2回戦が行われ、平野美宇、張本智和(ともにエリートアカデミー)組は3-0(11-9、11-8、11-3)で二木啓太(駒大)、後藤紗葵(中央大)組にストレート勝ちし、3回戦に進出した。
2020年の金の卵ペアが全日本で初陣を飾った。平野は「初戦で緊張していたけど、どんどんいい試合ができた」と満足げ。張本は「最初は浮かしたりミスしたけど、徐々に慣れていった」と話した。
2人は16年世界ジュニア選手権で組んだ経験もあるが、互いのプレーについて「レシーブの質が全然違う。あらためてすごいと思った」(平野)「レシーブも速くてすごいけど、サーブが、自分が構えてて何もしなくても入る。あんなサーブがあればいいなと思う」(張本)。
戦術面では張本がサインを出し、平野は「ユニホームの色は自分が決めて、戦術ではボーッとしてる」と不思議な“リーダーシップ”を発揮。「全日本で混合に出るのは初めてなので、向かっていくだけ。優勝を目指して頑張る」と言えば、張本も「いいプレーをして、最終的には絶対優勝したい」と、異口同音に優勝宣言が飛び出た。
混合ダブルスは、2020年東京五輪から追加種目になることが決まっている。