照ノ富士「2型糖尿病」で休場 元大関4人目十両転落も
元大関で東前頭10枚目の照ノ富士(伊勢ケ浜)が3日目の16日、「2型糖尿病で約1週間程度の療養を要す」との診断書を日本相撲協会に提出し、休場した。3年ぶりに平幕に転落した今場所は初日から2連敗と不調だった。休場は4場所連続5度目。
師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「場所中に血糖値が高くなった。入院の可能性もある」と話した。ただ古傷の左膝が悪化したわけではなく、再出場の可能性も残した。今場所は大きく負け越せば十両転落の可能性があり、元大関としては昭和以降で大受、雅山、把瑠都に次いで4人目となる。
元横綱日馬富士の暴行問題では現場の酒席に同席しており、相撲協会から昨年12月に厳重注意を受けていた。