昨年4強の穂積、加藤組2回戦敗退 実力者ペアに脱帽「打つスペースがなかった」
「テニス・全豪OP」(19日、メルボルン)
女子ダブルス2回戦では昨年4強の穂積絵莉(橋本総業)加藤未唯(佐川印刷)組は第12シードのラケル・アタウォ(米国)アンナレナ・グローネフェルト(ドイツ)組に1-6、1-6で敗れた。男子ダブルス2回戦で、デビス杯日本代表経験のあるマクラクラン・ベンとヤンレナルト・シュトルフ(ドイツ)のペアは16年全仏オープン覇者のフェリシアノ・ロペス、マルク・ロペス組(スペイン)に4-6、6-3、6-2で逆転勝ちし、3回戦に進んだ。シングルスは3回戦が行われ、男子で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)、女子は第4シードのエリナ・スビトリナ(ウクライナ)らが16強入りを決めた。
〈女子ダブルス〉昨年ベスト4と活躍した穂積、加藤組は2回戦でベテランの実力者ペアに完敗。穂積は「米国選手のポジションがうまくて打つスペースがなかった」と言い、加藤も「プレーが堅くてミスがなかった」と脱帽した。1年前に好成績を挙げたことで周囲からのマークが厳しくなり、弱点である加藤のサービスゲームで苦戦する試合が目立つようになった。加藤は「今日みたいに2人の調子が良くない日でも勝てるようにしたい」と課題を口にした。